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住宅ローン 10年固定金利って危険!?~期間選択型固定金利のメリットデメリット~

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昔、固定金利はずっと全期間固定型しかないと思っておりました!絶対自分だけじゃないと思っています!

 

どーも、Ponchaです(‘ω’)

 

住宅購入をする場合、多くの方は住宅ローンを利用するかと思います!

住宅ローンには、色々と種類があり、正直一つの記事でまとめきるのは、難しいです!

テーマを絞ってお届けしたいと思います!

 

ということで、今回は

固定金利 期間選択型 10年固定金利とは?

というテーマでお話しをしたいと思います!

 

今回は、固定金利であるうちの期間選択型、10年固定金利についてになります。

多分知らない方もいるかと思います!

特に10年固定金利を選択する方は、しっかりと内容を理解していない状態で借り入れをすると、後々大変なことになってしまいます!

しっかりどういった特徴があるのかを理解したうえで、選択するようにしましょう!

 

関連記事はこちら

住宅ローン 固定金利は何が原因で変動するの?~国債と固定金利の関係性~

住宅ローン 変動金利は何が原因で変動するの?~短期プライムレートって何!?~

住宅ローン 店頭金利や適用金利って!?~自身の金利ってどうやって決まる?~

住宅購入 契約社員や派遣社員・単身者でも住宅ローンって組める?~様々な属性と住宅ローン~

 

近年は大変多くの情報に溢れています。

相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。

営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?

本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。

リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。

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住宅ローンにおける変動金利と固定金利とは

先ずはじめに、すごーく簡単に住宅ローンの基礎知識として記載しておきます!

住宅ローンには、

変動金利

固定金利

があります。

変動金利は、現状では金利が一番安く、住宅ローンを利用する方のうち6~7割の方が利用しています。

ただ、金利の変動に合わせて、自身の金利にも影響がある為、返済する額の上昇リスクがあります。

詳細はこちらの記事を参考にどうぞ!

住宅ローン 変動金利は何が原因で変動するの?~短期プライムレートって何!?~

 

固定金利とは、決められた期間であれば、金利が一定です。

返済するまでずっと金利が同じ、全期間固定型と、

2年、5年、10年、20年といった一定期間、金利が固定されている期間選択型

があります。

変動金利より金利が高く、固定期間が短い方が金利が低い傾向にあります。

詳しくはこちらの時期を参考にどうぞ!

住宅ローン 固定金利は何が原因で変動するの?~国債と固定金利の関係性~

 

固定金利の特徴と種類

10年固定金利についてお話しする前に、もう少し固定金利についてお話ししておきます!

 

先ほどお話ししました通り、固定金利には大きく分けて二種類あります。

全期間固定型

期間選択型

です。

全期間固定型は、返済期間ずっと金利が同じなため、返済計画が立てやすく、金利の変動にも影響されません。

その代わり、金利は他と比べて圧倒的に高いです!

 

対して期間選択型については、変動金利よりも金利が高くなりますが、全期間固定型と比べると圧倒的に金利が低く設定されています。

さらに、金利の変動リスクも一定期間うけない為、その期間は資金計画が立てやすいです。

期間選択型 10年固定金利とは

では、ここから本題に入りたいと思います!

固定金利の中の期間選択型 10年固定金利とは何か?

10年間は、金利は一定で金利変動の影響を受けません。

金利については、金融機関によって大きく異なりますが、

0.6~1.6%の間で収まっていることが多いです。

 

0.6%であれば、金融機関によっては、変動金利の金利とほぼ変わらない数値です。

それが10年間金利変動のリスクがないと考えると大変お得な感じがしますよね!

11年目以降はどうなるのか?

金利変動リスクがない割に、金利もそれなりにお得な感じでメリットしかないじゃん!

って思ったそこのあなた!

世の中そんなに甘くないです!

 

10年間は金利が変動しない10年固定金利!

では、11年目以降はどうなるのか?

特段申請等しなければ、変動金利に変更します!

ここ重要です!

申請しないと自動的に変動金利になっちゃうということは覚えておきましょう!

もちろん再び期間選択型にしたい場合は申請をすることで、期間選択型の固定金利を選ぶことができます!

11年後も低金利が続いていたら変動金利でさらにお得!?

知識がある方だとピンときたのではないでしょうか?

現在、低金利の時代!

10年後もその低金利が続いていたら、10年固定金利の期間が終了し、変動金利に切り替わったとしても、

低金利のままだから下手したら10年固定金利の時の金利より下がるんじゃないの?

と思うかもしれません!

 

ところがどっこい!

世の中そんなに甘くないです!(2回目)

そんなお得であれば、皆、10年固定金利を選択しています!

そうなっていないのは、下記のような仕組みだからです。

10年固定金利の最大の注意点!

11年目以降、変動金利に切り替わった場合、

店頭金利に対しての優遇金利がめっちゃ低くなっているので、変動金利でもすごく高くなっています。

店頭金利と優遇金利についての詳細は下記の記事を参考にしていただければと思います!

住宅ローン 店頭金利や適用金利って!?~自身の金利ってどうやって決まる?~

ざっくりご説明すると、

店頭金利は、定価の金利

優遇金利は、あなただったらこれだけ金利下げますよーという割引の金利

適用金利は、店頭金利 - 優遇金利 のこと。

 

変動金利で0.3%!!というのは、

店頭金利2.475% - 優遇金利2.175% = 適用金利0.3%

ということです!

この優遇金利が高く設定されるときは、一番最初に契約をした時に限られます。

10年の固定金利の期間が終了し、11年目以降から変動金利に切り替えた場合、

属性が変わっておらず同じ人でも、上記のような恩恵は受けられず、優遇金利は低くなってしまいます。

そのため、11年目以降の適用金利は、最初から変動金利を選択していた時と比べて、圧倒的に高くなるということを覚えておきましょう!

ここを知らないと、10年後本当に大変なことになります!

11年目以降も期間選択型の固定金利を選択したら?

11年目以降に変動金利になってしまったら、適用金利が上昇してしまい、リスクしかない!

ということは、なんとなく理解できたかと思います!

では、11年目以降も期間選択型の固定金利選択をしたら、金利が変わらず安心できるじゃん!

って思う方もいるかと思います!

 

・・・。

世の中そんなに甘くないです(3回目)

 

11年目以降も同じ期間選択型を選んだからと言って、最初と同じような適用金利は基本受けられません

こちらも変動金利同様に、優遇金利が低くなるため、11年目以降の期間選択型の金利は高くなります。

 

理由はシンプルで、それがまかり通ってしまったら、一番金利が高い全期間固定型を選択する人が誰もいなくなってしまうからです。

 

10年間は全期間固定型より金利が低いけど、それ以降は金利が高くなってしまう。

金利の変動を受けたくないなら、多少金利が高くても全期間固定型にした方がいいですよ?

ってお話なんですね!

10年固定金利って正直あまりおススメできない?

今お話ししました通り、正直なところ期間選択型である10年固定金利って正直あまりお勧めできないんですよね・・。

10年後のリスクが大きすぎるからです。

ただ、絶対利用しない方がいい!というわけではなく、

 

・10年間金利の変動を受けず、11年目以降繰り上げ返済ができる見込みがある

という方は、10年固定金利をぐ選択しても良いかと思います!

 

といっても、11年目以降にまとまって返済ができるなら、金利が低い変動金利を選択してもいい気はしますね。

変動金利で、金利が急上昇しても、現在の低金利であれば10年後の金利上昇を考えても、10年固定金利を選択した場合と返済額はあまり変わらないですね!

 

こういった内容を理解したうえで、住宅ローンの商品を選ぶようにしましょう!

まとめ

いかがでしょうか。

固定金利 期間選択型 10年固定金利とは?

というテーマでお話しをしたいと思います!

 

表面上だけ見ると、金利の低さや安心感がある期間選択型固定金利です!

しかし、期間満了した後どのような仕組みになっているかをしっかり理解しておかないと、急な金利上昇で返済が苦しくなる可能性が高いです!

現状の金利だけでなく、将来どのくらい金利があがっても大丈夫かを理解しながら選択することをおススメします!

 

関連記事はこちら

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住宅ローン 変動金利は何が原因で変動するの?~短期プライムレートって何!?~

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